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地盤保証に天災が含まれないわけ

地盤保証は基本、大雨・台風・洪水・地震・噴火等の天災時の不同沈下は免責となっています。それはなぜでしょう?

①過剰な設計になるため

 地震なら震度いくつまで耐えれる地盤を作ったら

 いいのかを考えなくてはいけなくなるからです?

 災害とならないような通常の震度1・2程度なら

 現在も考えておりますが、将来発生するか不明な

 震度7・8に合わせて地盤を強くするには改良工 

 事費は莫大な金額になります。

 大雨も災害とは認定されない雨量に対しては、現 

 在の解析で検討しています。

 しかし、家が持ち上がる程の大雨・洪水を考えるには家が浮かないよう地中深くにアンカ 

 ーを打つ必要があり、それも莫大な金額になります。

 そこで、通常発生しないようなものは、解析では含まず、通常の天候・小さな地震程度の

 みで解析をし、過剰にならない、解析を行います。


②保証料を抑えるため

 地盤保証は基本、損害保険会社と提携し、事故発生時、損保会社の支払いに保証会社の負 

 担を追加し、免責の状態にしています。

 そこで、天災も含んだ保証を損保会社に対応(解析は天災対応なし)をお願いすると、月 

 当たり1.5万円程度必要となるとのことです。

 それを20年間の保証で換算すると、360万円の追加の保証料が必要とのことです。

 

よって、天災までの対応を行うには莫大な費用が掛かってしまいます。

当社としてのおすすめは、地盤保証は通常時の不同沈下対応、天災等は火災保険(地震特約付き)での対応をおすすめいたします。


コンフィデンス地盤保証株式会社

久保

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